2021-05-20 第204回国会 参議院 環境委員会 第10号
例えば、二〇一四年の夏には、都内の公園を中心に、一例の輸入症例から全国にデング熱が拡大をしました。デング熱は人から人へは感染はしませんが、感染者の血をヒトスジシマカ、蚊が吸って、そのウイルスの媒介蚊が感染蚊となって、さらに第三者を刺したときに感染を拡大させていくというものですけれども、そのウイルスの媒介蚊が温暖化によって分布を拡大させているという現状があると聞いています。
例えば、二〇一四年の夏には、都内の公園を中心に、一例の輸入症例から全国にデング熱が拡大をしました。デング熱は人から人へは感染はしませんが、感染者の血をヒトスジシマカ、蚊が吸って、そのウイルスの媒介蚊が感染蚊となって、さらに第三者を刺したときに感染を拡大させていくというものですけれども、そのウイルスの媒介蚊が温暖化によって分布を拡大させているという現状があると聞いています。
例えば、国内においては、蚊が媒介する感染症、これに関する気候変動の影響については、デング熱等の感染症を媒介するヒトスジシマカという蚊の生息区域、この北限につきましては、七十年前までは関東周辺ということでありましたが、年々これが北上しておりまして、二〇一六年には青森県まで達しております。
例えば、デング熱などでそういうことが知られておりますが、新型コロナにおいては、現在、一億五千万人ぐらい感染していますが、そうした明らかな報告はないということで、ワクチン接種でそうしたことが起こることはゼロでは、今後起こる可能性はあるかと思いますが、少なくとも極めてまれだろうと考えております。
○川田龍平君 私も、フィリピンのデング熱ワクチンの例とか、本当に過去に、小児の例なんか特に本当に今後どういうことが起こってくるのかということを心配しております。
ちょっと数日前には熊本のKMバイオロジクスの方でデング熱に関する何かワクチンのうれしいニュースもありましたので、こうした国内の開発を是非一過性ではない支援をお願いしたいと思います。 次に、米国の緊急使用許可制度についてお尋ねをいたします。 我が国では、おととしの薬機法の改正によりまして、条件付早期承認制度の導入等、医薬品をより迅速かつ効率的に提供できる環境を整備していただきました。
これ、抗体依存性感染増強といいまして、最近でいえば、二〇一六年から一七年、フィリピンでデング熱の予防接種のワクチンをしたときに、感染していない子供さんが、打った方がですね、打った方の方がたくさん亡くなったと。
厚生労働省としましては、以前より国立感染症研究所と連携して、デング熱などの蚊を媒介とする感染症等の対策を自治体と連携して進めてきたところであり、引き続き、IPCCの評価報告書を含めた知見の集積を踏まえ、環境省などの関係者と連携しながら、様々な感染症対策の取組を進めてまいりたいと考えております。
ただ、ADEでいえば、明らかに、自然感染の場合に、ADE、免疫がある人が感染をすると悪くなるというのはデング熱という病気で、これは熱帯地方ではもう日常、それこそインフルエンザのようにたくさんある病気なので、そういう現象が理解されているわけです。しかし、それがワクチンで本当に起きるかどうか。
ですから、私は元々肝炎ウイルスの研究者ですけれども、それ以外にも日本脳炎の専門家とかデング熱の専門家とか、あるいは麻疹、風疹の専門家の集まりといったような形になっています。逆に言いますと、その公衆衛生の専門家、疫学センターはもちろんありますけれども、その感染研のごく一部門でしかないというところなんですね。
○参考人(脇田隆字君) ADEは、デング熱あるいはそのSARSのワクチンのときも報告をされています。ただ、実際の、人に対するワクチンを使ってそのADEが本当に起きたのかということに関してはまだ知見がありません。あくまで動物実験においてそういった関連の病原性が増加するということで報告をされています。 ですから、まずはワクチンの開発を我々としては期待して、それを促進するようにしていきたいと。
例えば、デング熱等の感染症を媒介するヒトスジシマカという蚊でございますけれども、これの生息する北限は一九五〇年時点で関東周辺でございましたけれども、二〇〇七年には岩手県や秋田県に、二〇一六年には青森県に達しているということの予測をしております。また、今後更に広がるとも予測しております。
今、気候変動と感染症の関係ということで、一問目、御指摘をいただきましたが、今、現時点で、気候変動とコロナの関係については知見が得られているところではありませんが、一般的に感染症ということで気候変動との関係を申し上げると、先生からも御指摘あった、蚊を媒介する、例えばデング熱、これはヒトスジシマカでありますが、七十年前、一九五〇年には北限は関東地方周辺でした。
雨季になりましたら、下水が整備されておりませんので、道路は水浸しになって、そこからデング熱やアメーバ赤痢が発生して、多くの方々が病気になったり、時には亡くなる方もたくさんおりました。 近年、この日本におきましても、当たり前の生活インフラが当たり前でなくなる自然災害等々の状況がございます。そういった中、改めてこの日本の生活インフラのありがたさ、これをかみしめる次第でございます。
例えば、分かりやすい一つを言えば、デング熱の感染症を媒介するヒトスジシマカというのがありますけど、この蚊の北限が七十年前はこの関東地方だった。それがだんだん上がってきて、今では青森県までその北限が上がっています。そして、今後はこれが北海道まで行くであろうと見られていますから、こういったことを含めて今後しっかりと科学的な知見を環境省は把握をしていかなければいけないと思っています。
○国務大臣(小泉進次郎君) まず、先ほど鉢呂先生からも御指摘を受けたこの感染症と気候変動の文脈で言いますと、やはりデング熱の媒介をする蚊、これが北限が、七十年前と今と比べたときには、もう青森県、恐らくもうすぐそこ、上にも上がってくるだろうというようなことは予測をされています。
特に、この気温上昇によって、デング熱などの感染症を媒介するヒトスジシマカという蚊ですよね、この生息する北限が、今から七十年ぐらい前の一九五〇年、これぐらいのときは関東が、この関東地方が北限だったのが今は青森県というふうになっている。
この度の新型コロナウイルスが一瞬にして世界的に拡大しましたのは、グローバル時代における人の移動によるものであり、また、近年、気候変動による温暖化で、マラリアやデング熱を媒介する蚊が日本にも生息するようになりました。実際に、二〇一四年八月、東京都内の公園等で、蚊に刺された方からデング熱患者が発生し、都内では百八人もの患者が報告されたところです。
この新型コロナウイルス感染症のほかにも、SARSであったり、新型インフルエンザ、デング熱など、広範な流行が問題となる感染症は度々あったわけであります。今回のコロナウイルス感染症もこれらの感染症も、それぞれ種類は異なり、感染した際の病状は異なりますが、いずれも共通していることがあると思います。それはパニックだと思います。
厚生労働省といたしましては、この知見の集積を踏まえ、一つの例として、例えばデング熱などの蚊を媒介とする感染症対策などにつきまして、気候変動に伴う影響を検討等していくこととしております。 委員の御指摘もしっかり踏まえまして、環境省と連携をしながら、私どもとしてもしっかり対応してまいりたいと考えております。
新型コロナウイルスは温暖化とは直接関係ありませんけれども、しかし、過去に発症しましたデング熱とかジカウイルス感染症、これは蚊を媒介しているわけでありますから、温暖化の影響を受けているわけであります。ということで、例えばデング熱を媒介する蚊、これは今やどんどん蚊の生息域が北上しておりまして、二〇一六年、青森県まで達していると言われております。
現在、環境省におきまして気候変動に関連する影響に関する科学的知見の集積に取り組まれていただいているものと承知しておりますけれども、厚生労働省といたしましても、この知見の集積を踏まえまして、デング熱などの蚊を媒介とする感染症対策などにつきまして、気候変動に伴う影響につきまして検討していくこととしているところでございます。
それは、もちろん日本も一緒で、これから、マラリアを媒介する蚊ですとか、ジカ熱とかデング熱とか、ちょうど、おととしぐらいですか、デング熱が非常に代々木公園で話題になりましたけれども、ああいった熱帯の伝染病が来た場合、日本人は、当然ですけれども、それに抵抗力のない方が多いですので、そういった影響力のないところにいろいろな新しいものが来てしまうという点が、自然界の人間に及ぼす変化としては一番今後懸念される
先日、環境省の方からレクを受けさせていただいたんですが、デング熱を媒介するヒトスジシマカの生息域は、もともと戦前は群馬県が北限だったところ、今は青森県まで、かなり上に上がってきているという状況であります。改めて気候変動対策は待ったなしの状況でありまして、緩和と気候変動の影響への適応が喫緊の課題である、再確認しているところであります。
保育園の掲示板にも、蚊はデング熱やジカ熱など感染症を媒介するので危険です、ヒアリ等の危険な外来生物も確認されているので注意してくださいとポスターが貼られています。相当母親としては怖いです。ですから、防虫、防御については、水際もそうなんですけれども、公園とか保育園など、建物内についても専門性を持った方々にしっかり対策を講じていただきたい。
万が一デング熱などの蚊を媒介とした感染症が国内で発生した緊急時におきまして、屋外での殺虫剤の散布に当たっては、対応、対策の手引として、一つは、学校、公園などの広い敷地内で作業を行う際には風向きについて特に注意を要することや、また、池、河川などがある場合は養生することなどの留意事項を取りまとめまして、地方公共団体を通じて関係者に対して注意喚起を行っているところでございます。
どういった分野でお話しされたかをお聞きしたいんですけれども、特に感染症研究国際展開戦略プログラム、J—GRIDというんですが、これは、例えば、インフルエンザであったり、今、日本でも問題になっているデング熱、そしてMRSAを初めとする、いわゆる抗生物質が効かない薬剤耐性菌、ノロウイルスであったりO157であったりするような、ウイルスとバクテリアと両方あるんですけれども、下痢症の感染症、この四つを研究対象
このプログラムでは、大阪大学がタイ保健省からの協力を受け、タイ国立予防衛生研究所内に拠点を整備しており、デング熱やノロウイルスの診断、治療薬等に関する共同研究を実施していると承知をしております。 今後とも、診断手法や治療薬の開発、さらには研究者の人材育成につながるよう、現地で蔓延するこれらの感染症の共同研究を引き続き着実に推進してまいりたいと考えております。